夜勤が月8回以上は多すぎる!?心身への負担について

 夜勤が月の勤務の半分以上を超えてくると、かなりの負担になります。夜勤による心身への負担はどのようなものでしょうか。

 

【夜勤と日勤の割合】
 看護職は女性社会ですから、結婚すると残業・夜勤のできない人が増えます。パートで15時頃までの勤務にする人もいます。そんな中で「夜勤できます」というと、途端に月の勤務の半分以上が夜勤になってしまいます。

 

 2交代をしていると出勤回数が減りますから、通しで8回夜勤をやると夜勤専従でもないのに、日勤は週1回くらいにしかなりません。本人が望む・望まないと関わらず、夜勤と日勤の割合が16:4になることも、14:6になることもあるのです。

 

 夜勤は確かにお金になります。ですから、本人が望んで夜勤をメインにしていることがあります。その場合、基本給プラス夜勤手当がつきますから、かなりの収入になります。個人の利益と病院の利益が合う時には問題ないでしょう。 

 

 

【回数よりも、実質の負担が影響する】
 夜勤の回数が10回にもなると、確かにしんどくなります。ですが、夜勤が6回しかなくてもしんどいことはあります。どういうことかというと、生活に影響するのは夜勤回数ではなく、業務内容だということです。

 

 業務改善を徹底的に行って夜勤者への負担を減らすと、夜勤をやる方が残業もないし勤務時間中に休憩もたくさんとれて、さらに夜勤手当もついて、お得になる職場もあります。こういう職場なら、夜勤をたくさんやっても意外と平気です。

 

 一方で、日勤の帰りが20時21時なのに、24時には深夜のためにまた出勤しているという場合、深夜勤務が終わる頃には準深通しで勤務した時より疲れています。更に深夜明けでも記録や指示受け、サマリー記入等があり、やっと終わって帰ったら夕方から委員会に勉強会。準夜の日も終わるのは深夜3時・4時で、眠って起きたらもうお昼で、また夕方から勉強会。
 このような職場では、例え夜勤回数が8回であっても、業務改善されている職場の夜勤15回よりも心身への影響は大きくなります。また、夜勤中の体位交換等の肉体労働がどのくらいかで、疲労の度合いは変わります。

 

 

【心身の影響】
 夜勤が増えると、必然的に心身への負担は増します。夜勤専従と違って、日勤と夜勤と半々ずつ勤務する方が、昼と夜の切り替えが大変なこともあります。その切り替えがうまくいかないと、睡眠不足になり、日中でも眠気が取れずにぼーっとしてしまうといったことも起こります。
 夜勤の責任が重くて精神的負担になっている場合は、実際の勤務時間でなくても仕事のことを考えて、私生活が成り立たなくなることもあります。仕事以外に家から出られなくなり、休みが寝て終わってしまうことも出てきます。こうなると、子どもを十分にかまってあげられなくなります。

 

 

 夜勤の負担というのは、回数ではなくて実際の業務内容によります。夜勤のやりやすい職場は、大抵日勤での仕事もやりやすい職場です。日勤・夜勤問わず生活に影響がでますから、職場選びはじっくりと検討したいものですね。