母子家庭の看護師へ 夜勤についての大切な考え方

 看護師は離婚率が高いので、母子家庭の家は珍しくありません。母子家庭にとっての夜勤は大切な収入確保にもなりますが、バランスを考えないと子どもへの影響が懸念されます。

 

 

【夜勤手当は大きな収入源】
 看護師の給料はある程度の年齢まで同じ年の男性よりも高いので、母子家庭でも生活保護や母子手当のような行政の支援が受けられないことが多くあります。一般家庭と違って、収入を増やしたくなったら妻がパートに出て月10万稼ぐということができません。自分の稼ぎで子どもを大学まで行かせてあげなければならないのです。

 

ですから、1晩で基本給にプラスして2万円近くもらえる夜勤は大切な収入源です。夜勤手当だけで10万円を超えることもあります。そして、夜勤者の確保はどこの病院でも抱えている問題なので、夜勤をやれる人は重宝されます。

 

 

【夜勤をやると、時間ができる】
 夜勤をやると、自由な時間ができます。準深通しで夜勤をすると、出勤回数を減らすことができます。子どもが保育園や学校に行っている間に自分の時間をとることもできますし、学校から帰って来るときに家にいられる日も出てきます。
 日勤のみだと確実に帰りは子どもより遅いし、起きている時間の殆どがお互い学校と仕事ですれ違いです。ですが、夜勤をすると子どもが帰宅後から寝るまでの間、ゆっくりと時間をとってあげることもできるのです。

 

 学校行事に有給を使わずに出席することができますし、銀行や市役所に行くにも困りません。母子家庭ということは、学校だけでなく家庭に関わる全てのことを自分一人でやる必要があるので、時間のできる夜勤は有効に使いたいものです。

 

 

【子どもにとって大事なことを】
 親が同居していて、強力なサポートがある場合は、夜勤をやっても子どもへの影響はあまりないかもしれません。ですが、子どもが適応できない場合には、やはりお金よりも家にいることを優先させるべきです。
 夜勤のたびにおばあちゃんの家に泊ると、自分の居場所がわからなくなってしまう子どももいます。中学生にもなると、親がいないと夜出歩いてしまって生活が乱れる子どももいます。ひどい場合には、不登校にまでなってしまったり、人格形成に支障をきたすこともあります。

 

 親自身も、夜勤のある生活に適応できる人と、月に2回だけでも大変なストレスになる人もいます。親が体調を崩したら、子どもは頼ることができません。母子家庭だからこそ、親も体調管理が必要なのです。

 

 夜勤は大切な収入源ですし、病院からも夜勤を求められるでしょう。けれども、母子家庭において子どもを守れるのは母親であるあなたです。子ども・自分・サポート体制によっては、夜勤に適応できる家庭とそうでない家庭があります。適度に夜勤をやって、時間と収入を得ることがベストです。

 

 

 自分と子どもがストレスなく適応できる範囲で夜勤をこなし、必ず子どもを優先させましょう。子どもの成長度合いによって夜勤回数や勤務時間を変えられる、融通のきく職場を選びたいものですね。